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お客様の声を、どうやってお願いしているのか。
納品が終わったあと、お客様の声の依頼方法をどう決めればよいのか迷う制作者の方は多いと思います。頼み方を間違えると、お客様に負担を感じさせたり、掲載してはいけないものまで載せてしまったりします。私が実際に使っている依頼の手順とフォームの設計を、この記事で書きます。
2026年9月時点で自社が運用している仕組みをそのまま紹介するものであり、他の制作会社の方法を評価するものではありません。
お客様の声は、いつお願いするのですか。
納品が完了し、入金が確認できたあとにお願いしています。
制作の契約では、報酬をすべて受け取った時点で著作権が移転するという条項です。入金前にお願いすると、権利の移転が済んでいない成果物について掲載の許可を求めることになります。そのため、依頼は入金の確認より後にしています。
依頼方法は、どうなっていますか。
LINEの文面で1本のフォームのURLをお送りし、回答期限は送付から7日ほどでご案内しています。
依頼文はテンプレートを1つ用意し、差し替えるのはお客様のお名前・フォームのURL・回答期限の3か所だけにしています。テンプレートには、所要時間が3〜4分であること、協力は任意であることを書いています。謝礼やお値引きは一切お渡ししていないことも明記しています。回答期限は「ごろまで」とぼかし、締切を突きつける形にはしません。
フォームは案件ごとに作り直さず、恒久的な1本を使い回しています。期限を過ぎても回答がない場合のリマインドは1回だけ送り、それ以上は追いません。
お客様には何をしていただくのですか。
所要時間は3〜4分で、自由にお書きいただく設問は3問だけ、残りは選んでいただく形式です。
フォームの冒頭には「案件の内容や結果についてお伺いする設問は設けておりません」という一文を置いています。感想を聞くための場であって、成果を評価してもらう場ではないという線引きを、設問に入る前に伝えるためです。掲載の可否・掲載時のお名前の表記・掲載してよい場所・掲載してよいものは、すべてこのフォームの中でご指定いただきます。
掲載してよいと言われたら、何でも載せられるのですか。
いいえ。許諾には4段階があり、選ばれた段階を超える使い方はしません。
4段階は「いただいた文章のまま掲載してよい」「趣旨を変えない範囲で要約・抜粋してよい」「掲載前に文面を見せてほしい」「社内の改善のためだけに使ってほしい」です。この中から選んでいただきます。
段階を分けているのは、どこまで出してよいかが案件ごとに違うからです。実際に、ある案件ではフォームに書かれた表記名までが上限でした。別の案件では、会社名やお名前をそのまま出してよいという指定でした。チェックが付いていない項目は掲載してよいとは読まず、迷ったときは出さないことにしています。改善点・AIの利用・価格についての設問の答えは、掲載にも引用にも使いません。規制のある業種では、掲載前にその業種のガイドラインにも照らします。
実際にはどのくらい集まっているのですか。
対象4件のうち2件から回答をいただきました(2026年8月28日と29日に1件ずつ)。残る2件は、まだ依頼そのものをお送りできていません。
回答をいただいた2件は、いずれも「趣旨を変えない範囲で要約・抜粋してよい」という段階でした。依頼を送った日の記録が残っておらず、依頼から回答までの日数はさかのぼって確認できません。次からは送付日を記録する運用に直しています。謝礼はこれまで一切お渡ししていません。
拠点は愛知県名古屋市で、お客様とのやり取りはオンラインで完結しています。
「納品後のお客様の声を、どう集めればいいか分からない」という段階からご相談いただけます。ヒアリングとお見積りは無料です。